【2歳知育】イヤイヤ期は脳を育てる絶好の時期~上手にいやいやと付き合う~

モンテッソーリ教育

「服を着ない、ご飯を食べない、歯磨きを嫌がる、ギャン泣きする、とにかく激しくイヤイヤ言い出す時期。イヤイヤ期は自我が目覚めているんだとは思うけどわがままに付き合うのも限界。心もストレスでパンパン。どうやったらうまくイヤイヤ期を乗り切れるのかな」

いつかは終わると思っていても毎日途方にくれますよね。この記事を読めば、考え方を180度変えることができます。

「イヤイヤ=うんざり」ではなく、「イヤイヤ=脳を育てるチャンス!」と思えるワンランク上の子育てができます。

・子供はなぜイヤイヤいうの?
・「秩序の敏感期」イヤイヤ期は脳を育てる絶好の時期
水、砂のお仕事が「イヤ」を減らす

といった内容でご紹介します。

子供はなぜイヤイヤいうの?

理由❶欲求を抑える心の発達途中

ここでしつけないと、子供のいやをそのまま受け入れ、やりたいようにやらせると我慢のできないわがままな子になると思ってませんか?

我慢の心ができるには段階があり、イヤイヤ期はその途中段階、ここを飛ばしては我慢のできる子になれないんです。

step1.自分の気持ちを知る

step2.自分の気持ちを表現する、泣く、いやだ 

step3.他の誰かにも感情があることを知る

step4.他の誰の気持ちを想像することができる

step5.欲求をおさえて、がまんする、譲る

イヤイヤ期は5つの段階の中のそがイヤイヤ期。
たとえば子供っておもちゃの取り合いをよくしてますよね。こどもがまだstep2の段階で「おもちゃを取っちゃダメ!お友達にも貸してあげて」 と言っても step3 step4 の他の誰かの気持ちを知り想像する段階を飛ばして step5 の譲ることを理解させるのは難しいのです。

きちんと段階を経て譲る経験までさせるためには大人に自分の気持ちを受け入れてもらうという経験が必要。受け入れてもらえたという自分の気持ちと、他の誰かの気持ちを照らし合わせていくことで自分以外の誰かの感情を想像することができるようになるのです。

イヤイヤ期にしっかり大人が受け入れてあげると、子供は我慢できる子どもにステップアップできるというわけです。

理由❷自分でなんでも決めたい時期

自分で決めたい、自分で選びたい自立心が芽生えてくるこのころ。大人に決められたことをするのは、自分のルールに反します。
だからほとんど何にでもいやだというんです。

「いやと言えない日本人」なんてことを聞くこともありますが、いやと言える力は大事ですよね。

イヤイヤ期はその土台作りをしているんです。

「秩序の敏感期」イヤイヤ期は脳を育てる絶好の時期

モンテッソーリ教育の基本概念として、ある特定の時期に特定のものに対して興味をもつ時期「敏感期」というものがあります。感覚の敏感期・言語の敏感期・運動の敏感期・数の敏感期など成長に応じて色んな敏感期が訪れます。

数の敏感期はとにかく物の数を数えたくなる、運動の敏感期は自分の体を動かしたくなる、特定のものに対して、やりたくてたまらない時期です。

イヤイヤ期には「秩序の敏感期」というものが訪れます。

・自分でなんでも決めたい、選びたい
・いつもと同じじゃないと安心しない
・物事の順番や位置にこだわる

↑このような特徴があります。

どの敏感期においても子供の能力を伸ばすための大人の心得は同じ。本人が納得いくまでとことんやらせることです。
では秩序の敏感期にはいやだということにとことんつきあえばいいのか?
ちょっと違います。

選択肢を与えて「できた」を増やす

イヤが出てきたら必ず心掛けるべきこと、それは

選択肢を与えて決定権を子供にゆだねること

これがとっても重要です。例えば着替えが嫌いな子には「どれを着る?」と選択肢を与えましょう。 なんでも自分でやりたいと思うこの時期、やりたいことができれば「できた」を増やすことができ、「自己肯定感」を育むことができるのです。自分でやりたいという思いが強いこの時期だからこそ「できた」を増やす絶好のチャンスなんです。

「イヤイヤが多ければ多いほど、自立に大事な「自分で判断する」・「できた」を増やすチャンスもたくさんあるということですね。」

「いやだ」

選択肢を与える、決定を子供にゆだねる

「できた」が増える

自己肯定感を育てられる

「できた」をスムーズに引き出すための環境づくり

自分で選ばせて自分だやらせた結果「できなかった」になってしまっては元も子もありません。子供がスムーズにできるように環境作りするのが大人の役目です。

選択肢は2~3個に絞る
 選択肢がたくさんあると選ぶことが「できない」で挫折してかえって逆効果になることも。選びやすいように服やおもちゃなどお気に入りのものをあらかじめ置いておくといいですね。

【子供が手の届く高さにものを置く
棚やおもちゃの箱など手の届く目線の高さに配置しておくと、子供は作業しやすくなります。

子供サイズの道具を準備する
お掃除など何か作業する時には、 扱いやすい小さいサイズのものを準備してあげましょう。 おもちゃなどではなくあくまでも本物を使わせることが大事。

水、砂のお仕事が「イヤ」を減らす

イヤイヤ期にあたる2歳ごろには、「秩序の敏感期」であると同時に「運動の敏感期」「感覚の敏感期」「言語の敏感期」でもあります。特にこの時期は水や砂など独特な感触が大好き。感覚・運動の部分に働きかけてやりたい気持ちを満足させることで「イヤ」を減らすことができ、感覚・運動も鍛えることができます。


モンテッソーリ教育ではいろいろな作業のことを「お仕事」と呼びます。こんなお仕事がおすすめです。

・野菜を洗う
・お皿洗いをする
・テーブルを水拭きする
・プランター栽培・園芸
・花の水やり

水や砂に触れることができるため感覚・運動が洗練されると同時に、お手伝いを通して「やりたい」という欲求と「できた」という達成感を味わうことができます。

お仕事をするときには小さいたわしやスポンジ、ふきんやスコップを準備して扱いやすいよう工夫しましょう。

とにかく思い切り水遊び・砂遊びさせてあげる機会を増やしましょう。

まとめ

イヤイヤ期と上手に付き合うポイントをおさらいしましょう。

・「イヤ」というのは我慢する心をつくる発達の途中段階、大人がきちんと「イヤ」を受け入れれば次の段階へ進むことができる。

・選択肢を与えて自分で決めさせることで「やりたい」「できた」を満足させることができる。

・「できた」を引き出すための環境を整える。

・遊びやお手伝いを通して水や砂に触れる機会をたくさん設ける。

イヤイヤ期はただのわがままな時期なのではなく、自分で決めて行動する事の第一歩になるとても大事な時期です。すべてのイヤには理由があり適切な対応をすれば子供はぐんぐん伸びます。
そうはいっても寛容にイヤを受け入れるということは容易ではありません、周囲に迷惑をかけるときもあります。そんな時は親が周りに謝る覚悟も決めましょう。子供のために親が謝っている行動も子供はしっかり見ています。


大人もブレない心でしっかりと子供の成長を支えていきましょう。

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