知育を始めるために知っておきたい基礎~「知育」の意味とは?モンテッソーリ教育をとりいれる~

知育

わが子には知育を取り入れて考える力のある子に育てるぞー!!と張り切っているパパママ。
たくさんの知育の情報の中で何をどう始めたらいいのか迷子になっていませんか?

手あたり次第知育にいいというものを与えるだけでは意味がありません。 この記事では、知育の意味とは? いつから始めるの? 心がけるべきことは?といった知育を始める前に知っておきたい基礎をお話しします。ここをきちんと押さえれば、間違った知育をしないための正しい方向性がはっきり見えてきます。

知育の意味とは?

三育:知育・徳育・体育

知育は教育の基本理念である「三育」(知育・徳育・体育)の一つでです。 この「三育」はイギリスの学者、ハーバート・スペンサー が著書「 スペンサーの教育論」の中で提唱し、明治時代に日本へ広まってきました。

知育:判断力・発想力・記憶力を高めること
徳育:礼節を重んじる心や思いやりの心を育むこと
体育:健康な体をつくること

この他にも食育、眠育、便育、色育たくさんの「育」が付いたものがありますが、主に三育とされている3つの育をバランスよく身に着けさせることで社会に適応する豊かな人間性を育みます。

知育は何歳から?

知育はずばり0歳から始めるのがベストです。

そもそも私が「知育」を意識し始めたきっかけはディズニー英語システムのスタッフの方の言葉。「英語教育は赤ちゃんから始めるのが一番効果的なんですよ、なぜなら赤ちゃんは皆天才ちゃんですから」それは脳の作りが根拠になっています。

シナプス量はピーク時には成人の1.5倍

 脳内ではたくさんの情報が行きかっていて、その情報を受け渡ししているのがシナプスという器官神経伝達物質同士の接続部位のこと。シナプスが多いと行きかう情報も多いといえます。 シナプスは急激に増え続け、ピーク時には成人の1.5倍もの量になるといわれています。 「見る」「触る」「聞く」などの五感を働かせて色んな刺激を受けると、シナプスはどんどん増えていきます。
 シナプスが増えると、思考力や記憶力などをつかさどる大脳が活性化します。 しかし8カ月から1歳の間にそのピーク時を迎えその後はどんどん減少していくのです。 ただ、代わりに新しいシナプスが作られ、より高度な情報整理ができるようになります。 限られた脳のスペースの中に本当に必要な情報を置いておくために整理整頓しているわけです。

年齢に合わせた知育「敏感期」

 「シナプスがピークを迎える前に色んなものを与えてたくさん脳を刺激しないと!」と思うかもしれませんが、知育で重要なのは年齢に合わせた適切な時期の適切な知育環境が大前提です。
 “ モンテッソーリ教育 ”という言葉を聞いたことはありませんか? イタリアで誕生した最初の女性医学博士であり 障害児の治療教育に携わった “ モンテッソーリ ”という女性が始めた教育法で、「じぶんでできた」という経験を増やすことで自立した人間に育てる教育法です。 名だたる著名人も幼少期にモンテッソーリ教育を受けたという人は多数いて、世界が注目する教育法です。(ビルゲイツ、マーク・ザッカーバーグ、クリントン夫妻、オバマ元大統領、藤井壮太 等)

このモンテッソーリ教育は「敏感期」という考えが基本になっています。

敏感期:乳幼児期の、ある特定の物事に関して強く興味を持つ時期のこと。その特定の物事を何度も繰り返し行おうとする。成長ともに様々な敏感期が訪れる。

保育園や幼稚園でモンテッソーリ教育を取り入れているところもありますね。我が家もできる限りこのモンテッソーリ教育を意識してお家で知育を取り入れています。 早くても遅くてもだめ!

いつ何に敏感になるの?言葉・感覚・運動秩序・数

敏感になる時期は敏感に反応するだけでなく、そのことに集中し最も吸収しやすい時期でもあります。正に黄金期の中の黄金期!この期を見逃してはいけない!

言葉の敏感期
7ヶ月の胎児期~3歳前後:話し言葉の敏感期
3歳半~5歳半:書き言葉の敏感期

言葉の発達には特に3歳までの敏感期が大事。7か月の胎児~2歳ごろまでにはひたすら言葉を溜め込み(インプット)、2歳半ごろになるとそれまで溜め込んできた言葉を一気に吐き出す「語彙爆発」という時期が来ます(アウトプット)。それ以降は今まで以上にハイスピードに言葉を覚えるようになります。
この溜め込みの時期にたくさんの言葉を聞かせてあげることが重要なんです。

我が家では家でもお出かけでも実況中継をしています。
「とっても天気がいいのでお外にお洗濯をほします」「赤い車がとおりました、かっこいいですね」

感覚の敏感期
0歳~3歳:感覚の探求、溜め込み
3歳~6歳:感覚の整理

感覚というのは五感( 視覚・聴覚・臭覚・触覚・味覚 )のことで、この五感を使って体の中にたくさんの情報を吸収していっています。言葉の敏感期と同じように溜め込みの時期にたくさんの刺激を与えて、五感を鍛えることが重要です。

運動の敏感期
0歳~2歳:運動機能の発達
3歳~4歳半:洗練、調整された運動

生まれたばかりの赤ちゃんが行う運動とは、生きるために必要最低限の「吸う」・「飲み込む」・「泣く」の三つです。赤ちゃんは自分で自由に動きたいという本能のもと、生まれてから4歳半ころまでの期間ずっと運動の敏感期を過ごしています。
段階に応じて頭から指先までよく動かせるような環境作りが大事です

秩序の敏感期
6ヶ月~3歳前後
順番・場所・やり方・位置といったルールに対するこだわりが強くなります。いつもと同じことが安心できる時期です。特に2歳ころは強くこだわりを持つ時期でいわゆるイヤイヤ期はこの秩序の敏感期を迎えているが故の行動だといえます。

数の敏感期
4歳~5歳
量や順序、多い少ない、等日常生活の中の数的なものに興味をもちとにかく数を数えないと気が済まないといったようなこだわりも出始めます。

他にも、書くことの敏感期、小さいものへの敏感期、文化の敏感期など様々な種類があります。

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知育に取り組むときの心がけ

 敏感期を見てもわかるように、0歳~3歳までのしっかりとした土台が大事になってきます。そのために心がけることは、「声をかけてあげる」「いろんなものを見せる」「笑いかける」この3つです。この時必ず目を見て、体に触れながら心が伝わるように話すようにしましょう。
 また、知育の目的は判断力・責任感・自ら学ぶ姿勢など社会に適応する豊かな人間性を育むことです。そこへたどり着かせるのに邪魔をするのが「強制的な教育」。「知りたい!」というもともと持っている知的好奇心を芽生えさせることが自主性を身につけさせます。
自ら学び続けようとする姿勢こそが想像力や発想力、判断力など色んな「力」を身につける手段になります。

最後に

大人の持つ時間と赤ちゃんの黄金期に持つ時間では価値が全然違います。タイムイズマネ―といいますが、赤ちゃんの黄金期のタイムはマネーにかえられないほどプライスレスです。子供の成長は早い! 想像力や判断力といったいろんな力の花を咲かせるために、知的好奇心という種に水をたくさんかけてあげるのが親の役目です。

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